業務委託でトラブルが起きた時の解決策

業務委託では様々なトラブルが起こりがちですが、基本的によく起こることはいくつかの傾向によってわけられます。ひとつは要件定義や案件の策定の段階で決定したことが、実装や開発などの実作業の段階で妨害になるということでしょう。この場合はとりあえずどんなことが障害になっているのかを明確にし、実装の段階でどのようにして欲しいのかの要望を出すことで改善される場合もあります。ただ、なぜそのような定義をしたのか、ということも考えておきましょう。

次にシステムエラーです。これはシステム上で納品したり、様々なチェックやデータの送受信ができないという現象が起こることです。この時はほったらかしにせず、真っ先に依頼元に相談してどのようにすればいいかを報告・相談しましょう。なにもしないでほったらかしというのは最も悪いやり方です。報告だけしておくことで、指示を仰いだり作業を続けるかどうかの判断を委ねることができます。

最後に、支払いに関するトラブルです。金銭的な面はとても大事なので、あなたが何らかの作業をするという時にはどのような報酬でいつどのくらい支払いがあるのか、ということを明確にしてから業務を行いましょう。悪徳な発注元だと支払いがなされない場合もあり、これを事前に防ぐためには、その会社と本当に契約をしていいのか信頼性を調べてから契約することです。悪評があるのならどんなに魅力的でもトラブル防止には避けるべきですね。また、有名なクラウドワーキングを紹介するサイトなら、相談窓口を設けているところもあります。そういうところに相談するのも方法でしょう。